こんにちは
浦安くりた整骨院、院長でフットマスターの栗田です。
当院目の前のパイパス通りは交通事故が多く
先日も警察の車が停まっており
事故の処理をされているのを見かけました。
というわけで、今回は久しぶりに
整骨院における交通事故治療に関してのお話です。
少し前にあったお話ですが
浦安くりた整骨院に日頃から腰痛のメンテナンスに通院されている患者様が、
浦安市内の交差点で赤信号停車中に後ろから追突されるという交通事故被害にあわれてしまいました。
交通事故時の衝撃で首を痛め、いわゆる『むち打ち症』の症状がでてしまい当院へ受診されました。
交通事故の場合は病院での診断も受けた方が良いので整形外科に紹介状を書かせていただき、
レントゲン撮影などの診察を受けてもらった後、当院での施術を開始する流れで進めさせて頂きました。
通常の追突事故ですと相手保険会社からすぐに連絡が入り、
患者さんは治療費の負担などはなく病院の診察や整骨院での施術を受けることができます。
しかし今回は追突してきた車が任意保険に加入していなかったことが発覚し、
患者様は大変不安な思いをされていました。
浦安市で整骨院を開業してから15年以上たち
その中で多くの交通事故患者さんを施術してきました。
以前も無保険車から交通事故被害に合われる方の対応をした際に
保険会社や弁護士から教えていただいた対応策を患者様にお伝えしました。
患者様もお伝えした情報で安心したと大変喜ばれていましたので、
今回は、皆様にも「無保険車から交通事故被害にあった場合の対応」についてご紹介させていただきます。
※無保険車とは任意保険未加入の車のことです。
① 相手車両の車検の有無
② ご自分の加入している任意保険の契約内容の確認
この2点をまずはご確認ください。
① 相手車両の車検の有無
通常は公道を走る車には車検期間中であり、通常は自賠責保険に加入しています。
ただ無保険車の場合は、そもそも車検がない車(無車検車)の可能性もあります。
もし車検のない車の場合は警察到着時に発覚し、
道路運送車両法第58条や自動車損害賠償保障法第5条の違反となり処罰の対象となります。
車検があれば自賠責保険内での治療費や慰謝料の対応は受けられますが、
車検切れの車で自賠責未加入の場合は政府保障事業を利用することになります。
政府保障事業を利用すれば、自賠責保険同様の対応を受ける事はできます。
自賠責保険のケガの補償内容としては治療費・慰謝料・休業損害含め120万円までとなっています。
② ご自分の加入している任意保険の契約内容の確認
・無保険車傷害
・人身傷害保険
・搭乗者保険
この3点の加入状況の確認をおすすめします。
加入保険会社ごとの適応範囲や補償内容は変わりますので、
無保険車との交通事故だという事を伝えて頂くとスムーズに話がすすむでしょう。
これらに加入している場合はご本人が加入している自動車保険から補償を受けることが出来ることが多いのでまずは確認しましょう。
話をまとめますと、
相手側が無保険車でも車検切れでなければ自賠責保険内での治療や補償は受けられ、
仮に車検切れの場合は政府保障事業の対象となり自賠責保険同等の対応は受けることができます。
自賠責保険の範囲以上の治療が必要な場合は、
ご自身で加入している任意保険の契約によって支払われる場合があります。
ただこれまでの話はお体の治療に限られた話になりますので、
車の修理費などは相手側に直接請求する形となりますので、
対応にストレスを感じることは多々あると思います。
加入保険会社担当が対応できるパターンもありますが、
過失割合によっては対応してもらえない場合もありますので、
その際は弁護士に依頼すると直接加害者とやりとりしないで済みストレスが軽減され、
かつプロに交渉を任せられるので安心です。
弁護士費用は弁護士特約に加入していれば自己負担なく依頼できるので
加入しておくといざ困った時に安心です。
今回は任意保険未加入車から交通事故被害にあった場合の対応についてご紹介しました。
今後も皆様に役立つ情報を発信していきますので、
是非くりた整骨院のホームページにお立ち寄りください。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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