院長 こんにちは
千葉県浦安市のくりた整骨院・整体院
院長でフットマスターの栗田です。
先日6/13のNHK「あさイチ」で
腰痛・むくみ・外反母趾…足腰の痛みや不調は
「かかとの骨」の傾きが原因
という番組テーマで「足」の特集がされていました。
かかとが傾くことで起こる
代表的な症状として
「扁平足」
があります。
扁平足になると外反母趾や足底筋膜炎の
原因ともなり，
かかとの傾きを正し，扁平足を治す（扁平足を矯正する）
ことが何よりも重要となります。
扁平足を矯正したいと思ったら
皆さんは漠然と
「土踏まずを持ち上げればいいのでしょ？？」
と思われるおもいます。
それでは，その”土踏まず”どれくらい持ち上げればよい”と思います？？
基準が曖昧だと，土踏まずを矯正することは出来ません。
それどころか，持ち上げすぎれば逆にバランスを崩し，土踏まずが当たって痛い
持ち上げるのが低くても効果は得られません。
アーチを戻す基準が「ニュートラルポジション」
アーチを元に戻し，本来あるべき状態にする基準が
「ニュートラルポジション」
と言います。
前述したように
扁平足になっている方は，かかとが内側に傾き
その結果として内側のアーチが崩れています（図１）
図１ かかとの傾き
ニュートラルポジションというのは
図２のように，
かかとの軸と下腿の軸が一直線になり
さらにその軸と足裏の平面が垂直になっている状態です。
図２ ニュートラルポジションの模式図
足をニュートラルポジションにすることにより，
偏平足の方であっても，個々が本来持っている足の状態となり
必ず足のアーチは出来てきます。
この状態にすることが
扁平足を矯正するための基準となります
つまり，
ニュートラルポジションに出来るインソールでなければ
扁平足を矯正する効果は期待できません。
扁平足を矯正するインソールは足型の採り方が最も重要
インソールを作製する際の最も重要な点が
『足型の採り方』
です。
この足型の採り方がインソールの出来を左右すると言っても過言ではありません。
オーダーメイドインソールですので足型を採り作製していきますが，
多くのところが，採型時に，「立った状態」でトリシャムというものを用いて足型を採ります。
【トリシャムによる足型】
先ほど挙げた写真のように，
扁平足の方は，立った状態で重力がかかることにより，
かかとが傾き（足首が内側に傾き）
内側の土踏まずがつぶれているので，
その状態では，崩れた状態の足型しか採ることが出来ません。
この足型から作られたインソールでは，
使用した際に足首をニュートラルポジションにすることは不可能であり，
使った瞬間は足に合っている気がして気持ち良く感じるかもしれませんが，
偏平足を矯正することは出来ません。
そこで当院では
重力がかからない状態で
足首をニュートラルポジションに保った状態で
“石膏”により３Ⅾの足型を採型します。
【石膏による足型の採型の様子】
当院に来院された患者さんに聞いたのですが
最近では，ニュートラルポジションを謳い
地面に足が届かない高い椅子に座り
足型を採るところも存在するようですが？
その方法では正確なニュートラルポジションをとることは不可能です。
正確なニュートラルポジションを採れる方法は
当院が用いている，ベッドに寝て石膏で採る方法だけです。
ちなみにこの方法，
インソールが盛んな外国では一般的に用いられている方法ですが
日本で行われているところはあまりありません。
そして，正確なニュートラルポジションから採られた
足型は，どんなに偏平足な方であっても
図３のように，正しい足のアーチが出来てきます。
図３ ニュートラルポジションの足型
扁平足を矯正したいと思ったら
この状態でなければ意味が無いのです！！
扁平足矯正インソールの『矯正』とは
「ニュートラルポジションになるように矯正する」
ということです。
それ以外では，効果がありません！
扁平足がお悩みで，扁平足矯正インソールをお探しでしたら
オーダーメイド矯正インソール千葉県内作製数No.1の
千葉県浦安市の『浦安くりた整骨院』まで
ご相談下さいね！
お問い合わせは，こちらのお問い合わせフォームをクリック
もしくはお電話
℡ ０４７‐３１４‐１５４５
までお願い致します！
