こんにちは!千葉県浦安市の『くりた整骨院』
院長の栗田です。
さてさて,昨日の話ですが,
救急の電話で
『子供の肘がぬけたみたいなので診てほしい』
というお問合わせがありました。
これは,小児に多い怪我の一種で
「肘内障」と呼ばれるものです。
一般的には
”子供の肘がぬけた”と言われて来院される方が
多いようです。
浦安市で子供の怪我で多い「肘内障」の原因とは
原因としては,(親などが)手をつないでいるときに
急に子供の手を引っ張ったり,
あるいは,保育園などで昼寝しているときに,変な格好になり
寝ている間に腕がねじれて,起きたときに痛がって大泣きするなどがあります
この肘内障,いわゆる大人などに起こる脱臼とは少し違って,
小児は,まだ骨の発育途中で,骨の形が不十分であるために,
靭帯の一部が,帽子が脱げたようにはずれる。
あるいは,肘を被っている関節の袋(関節包)が
肘の関節に引っかかって動かなくなる。
などの原因が挙げられます
症状としては,
上肢を下垂し,動かそうとしなくなります。
(バンザイが出来なくなります)
前腕は回内した状態になり,
手のひらをかえすような動作は出来なくなります。
ちなみに今回のお子さんも,
来院されすぐに整復を行いましたが
帰りには痛めた手でバイバイ(@^^)/~~~
をしてくれました(*^-^*)
昨日の子は1歳児でしたが,
ぬけやすい子は小学校入学くらいまでは注意が必要です。
ただし,一番注意しなければならないことは
明らかに,お父さん・お母さんが手をひっぱったなど,
目の前で起きた状況を見ていれば良いのですが,
親が見ていないときに肘を痛めた場合には
骨折など他の怪我をしている場合も考えられますので,
自己判断せずに,必ずご相談ください。
当院は平日20時まで受付しております。
(21時過ぎまでは在院しておりますので緊急時,まずは一度ご連絡下さい)
(土曜の午後も受付しております(17:30まで))
第2・4日曜は午前中診療いたしております。
℡047-314-1545