医療は値段で決まらない|外反母趾とインソールの真実

こんにちは

浦安くりた整骨院、院長でフットマスターの栗田です。

先日のお話ですが、足の個別相談に

数か月前に、外反母趾で整形外科を受診し、

保険でインソールを作製しましたという方が来院されました。

「保険で作れました。でも正直、何も変わらなくて…」

当院のインソールが自費であることをお伝えすると、

「病院では保険で作れたのに…」

そう言われ、今回は見送られました。

このようなケースは、決して珍しくありません。

ですが、ここには一つの本質があります。

医療は“値段”で決まるものではないということです。

しかも、保険で作製したインソールで効果が無かったからと

「インソールは外反母趾に効果がない」

と思われてしまっては、私はとても残念です。

※今回の記事は制度の仕組みを説明するものであり、
 保険でインソールを作った医療機関を否定するものではありません。
 治療の選択はご本人の価値観と判断によります。


外反母趾は「変形」ではなく「機能の問題」

外反母趾は、親指の変形が目に見えるため

“形の問題”と思われがちです。

ですが実際は、

足の内側アーチの崩れ
踵の不安定
歩行バランスの乱れ

といった“機能の問題”が積み重なった結果です。

   外反母趾になる原因は足首が傾くことによるアーチの崩れ

つまり、

痛みのある部分だけを支えても

根本は変わりません。


保険のインソールが悪いわけではない

保険制度は、多くの人が医療を受けられる大切な仕組みです。

ですが、保険診療には枠(限界)があります。

・時間の制限
・工程の制限
・材料の制限
・報酬の上限

制度の中で完結させる必要があります。

そのため、保険で作るインソールは

「補助具」という位置づけになります。

これは技術の問題ではなく、仕組みの問題です。

ただし――

制度の中で作ることと、足の機能を立て直すことは同じではありません。


外反母趾インソールは“中敷き”ではない|効果を出す本質

           立位による評価
         フットプリントによる評価

本来、外反母趾に対するインソールは

・立位での評価
・動的歩行分析(歩き方)
・前足部と後足部の細かな角度調整
・靴との適合確認
・インソールをどのように使用するか

ここまで行って初めて

足の環境が変わります。

工程を省けば、インソールはクッションになります。

「入れているけれど変わらない」

その背景には、評価と設計の深さと、その後のケアの違いがあります。

詳しくはこちらの記事でも解説しています
→ 「子供の外反母趾は様子見で大丈夫?」


なぜ当院は自費なのか

             石膏による足型の採型

大前提として、整骨院で保険を使用できるのは「ケガに対する施術」のみですので、

インソールは保険適用外となります。

インソールに保険が適用されるのは病院で処方されるインソールのみです。

繰り返しになりますが、病院で処方されるインソールを否定しているわけではありません。

あくまでも「目的が異なる」ということです。

それをふまえた上で、病院で作製されるインソールと当院で作製するインソールの違いを

ご説明させていただきます。

当院では、

一人ひとりの足の状態を丁寧に評価し、

個々の最も良い足の状態になるように石膏で足型を採型し

国家資格を持った義肢装具士さんによってインソールを作製していただきます。

義肢装具士さんによるインソール作製についてはこちらをご覧ください
→オーダーメイド矯正インソール作製現場を視察してきました

そして、インソールを正しく使用するためにも

・正しい靴の選び方

・正しい歩き方の指導

も同時に行います。

           正しい靴の選び方
           正しい歩き方の指導中

これらをすべて行うには、

保険制度の枠では成立しません。

だから保険で作製するインソールに比べて金額は高くなります。

でも、これは価格の問題だけではありません。

工程と責任の問題です。

制度の違いをご理解いただいた上で、本気で足を整えたい方と向き合っています。


何を基準に選ぶのか

「保険で作れた」という安心感と

「足が変わった」という結果は別です。

どちらを優先するかは、価値観です。

ですが、

外反母趾は進行性です。

放置すれば角度は強くなり、

痛みが慢性化し、

将来的に病院で手術をすすめられるケースもあります。

外反母趾の予防と向き合うという選択は、

決して特別なことではありません。

今から正しい順番と正しい方法を行えば

将来的な外反母趾の手術を回避することも出来ます。

つまり、将来を守るための選択です。


当院の姿勢

当院は、

価格で選ばれる場所ではありません。

本当に変えたい
進行を止めたい
10年後も自分の足で歩きたい

そう考える方に向き合います。

保険か、自費か。安いか高いか。

どちらが正しいという話ではありません。

ですが、

制度の中で行う医療と、

質を追求する医療は、

役割が違います。

その違いを理解した上で

選んでいただきたいと考えています。


本気で足を守りたい方へ

足は、毎日体を支える土台です。

そこにどれだけ本気で向き合うか。

それが、5年後、10年後の歩き方を左右します。

「値段」ではなく、

「本当に変わるのか」で考えてみてください。

本気で足を守りたい方と、

本気で向き合います。

※この記事は制度の仕組みを説明したものであり、
 保険でインソールを作った医療機関を否定するものではありません。
 治療の選択はご本人の価値観と判断によります。

当院のオーダーメイド矯正インソールについては、

こちらのページで詳しくご案内しています。
▶︎ インソールについて詳しく見る

当院は平日20時まで受け付けております
土曜日も17:30まで受付
(土曜の午後のみ予約制)
第二・四日曜は午前中のみ受付(予約制)


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この記事を書いた人

院長

院長

くりた整骨院 院長の栗田勝彦です。浦安市立北部幼稚園・北部小学校卒業の、生まれてから40年以上ずっと浦安育ち。

父親が接骨院の院長(浦安で約50年続く”栗田接骨院”です)であるため、幼いころより父の接骨院が遊び場であり患者さんと接する父親の姿を見て育ちました。

趣味はバンド活動(ドラムを担当)・スキューバダイビング

家では、パパとして娘二人&息子と格闘中。